楽しいなぁ

 

 

「先輩、絶対鬱ですよ」

 

 

 

 

出会って小一時間のサークルの新入生の女の子に言われた。

 

 

アハハと笑って心で泣いた。

 

多分普通にちょっと泣いた。

 

 

 

 

 

 

生活が荒んでいる。

 

大学に行ってないからなかなか人に会わないし、ただでさえ人を誘うことを後ろめたく感じてしまう人間だからご時世様は私の生きにくさに拍車をかけてくださってる。全くもって不親切である。

 

 

バイトに行ってどうせ一度しか来ない観光客を相手にいそいそ働いてなんとか社会とのつながりを持とうとしている。

 

バイトが終われば酒を飲む。もう、ところ構わず酒を飲んでいる。電車とか路上とか、私が起きて、立って居ればそこはもう酒場だ。酒持ってこい、酒。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直言うと飲みたくない。もちろん酒は好きなんだが今の飲酒が好きじゃない。楽しむために飲めればいいけど今は夜を越えるためのクスリのように飲んでいる。

 

 

 

寝るのが怖い。

 

 

 

 

目を閉じて、眠りにつくまでの時間に得体の知れない何かに意識を持っていかれそうになるのでとにかく寝付けない。地元のアホの友達にじゃあ寝なきゃいいじゃんと最高の意見を頂戴したがこちとら連日7、8時間働いているんだ、体がもたない。

 

 

 

 

酒を飲むと当然酔う。酔うともわもわ〜っとして寝れる。最高である。

 

 

 

 

 

いつかテレビで見たけどこれは睡眠ではなく気絶に当たるらしく、母と2人でこれ親父のことじゃん笑と話していたがまさか自分もそうなるとはとても笑えない話である。

 

 

 

飲酒から気絶までの間にほぼ100%の確率で号泣のバースがある。悲しいとか1人で寂しいとかではなく、勝手に涙が出る。マジで怖い。自分の体なのに。バラエティ番組見てて泣いてる日とかあるし。なんなんマジで。

 

 

怖くなって

 

涙 勝手に出る

 

で検索したら寝れないのも何かに追われている気がするのも涙が出るのももろもろが鬱の予兆らしい。

 

 

 

 

だからなんだよ。

 

 

 

 

 

 

みんなさん思っているでしょうし、私自身思っております。

 

鬱は甘えだなんてことは思ってませんが、鬱だからどうだとか変に全てをそこに結びつけたファッション鬱みたいなカスにはなりたくないし、医者に鬱ですって言われたからって今の生活が明日から変わるとも思えない。むしろ今以上に言い訳が増えて堕落していく未来の方が鮮明に見える。

 

 

 

 

ただまあ、こういう時でもないと精神科なんて行かなそうだしエピソード作るために行ってみようかな。あくまでも観察目的ね?あくまでも。

最悪医者を殺すかもしれませんが。